いろかたちに注目する鉄道車両図鑑

JR西日本500系

JR西日本500系

《最終更新》 2020.01.09

1.概要

500系はJR西日本が1992年に試作車を製造し、1996年から量産車を製造した新幹線電車である。試作車は350km/h運転を目指して製造された6両編成の試験電車であり、WIN350の愛称が与えられていた。各種試験を繰り返し、1996年に廃車された。一方、量産車は東海道・山陽新幹線「のぞみ」用に16両編成9本投入され、山陽新幹線内において最高速度300km/hでの営業運転を実現した。2010年に「のぞみ」運用から撤退し、2008年から一部廃車と短編成化のうえで8両編成8本が山陽新幹線の「こだま」を中心に使用されている。


2.外観の特徴

500系は試作車と量産車が存在し、外観は車体形状や塗装が大きく異なっている。試作車は編成の前後の先頭車の形状が異なっていた。量産車は製造時からライトグレーをベースとして窓下に青帯と屋根上と前面が水色の塗装(以下、標準色)で使用されてきたが、2015年にV2編成が「500 TYPE EVA」として紫色をベースとしてエヴァンゲリオンをイメージした塗装(EVA色)に変更された。なお、V2編成は2018年から「ハロキティー新幹線」として運行するため、ピンク色を基調とした塗装(キティー色)に変更された。


3.バリエーション一覧

No.
現状
特徴

4.各バリエーション解説

A01 試作車(500-901)

試作車の500-901の姿。廃車後は、鉄道総合技術研究所風洞技術センター(滋賀県米原市)に保存されている。

鉄道総合技術研究所 500-901
鉄道総合技術研究所 500-901
撮影場所 鉄道総合技術研究所   撮影日 2018.09.15
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A02 試作車(500-906)

試作車の500-906の姿。廃車後は、博多総合車両所に保存されている。

博多総合車両所 500-906
博多総合車両所 500-906
撮影場所 博多総合車両所   撮影日 2019.12.08
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B01 量産車/標準色

量産車の姿。登場時からこの姿であり、短編成化改造後も変化はない。521-1が京都鉄道博物館に保存されている。

博多総合車両所 ハカV7編成
博多総合車両所 ハカV7編成
撮影場所 新大阪駅   撮影日 2012.12.29
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B02 量産車/EVA色

「500 TYPE EVA」に改造されたV2編成の姿。2015年に山陽新幹線全線開業40周年と「エヴァンゲリオン」テレビ放送開始20周年を記念して、乗車中にエヴァンゲリオンの世界観を体感できる列車「500 TYPE EVA」に改造された。内装のほか、塗装も変更されていた。2018年春で運行を終了し、同編成は「ハローキティ―新幹線」に改装された。

博多総合車両所 ハカV2編成
博多総合車両所 ハカV2編成
撮影場所 新下関駅   撮影日 2016.08.26
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B03 量産車/キティー色

「ハローキティー新幹線」に改造されたV2編成の姿。2018年から「ハローキティー新幹線」として「こだま」で使用されている。

博多総合車両所 ハカV2編成
博多総合車両所 ハカV2編成
撮影場所 博多総合車両所   撮影日 2019.12.08
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