いろかたちに注目する鉄道車両図鑑

JR東日本E2系

JR東日本E2系

《最終更新》 2020.01.11

1.概要

E2系はJR東日本が1995年から製造した新幹線電車である。2010年にかけて、8両編成14本、10両編成39本が投入された。北陸新幹線(長野新幹線)「あさま」、東北新幹線「やまびこ」で運用を開始し、のちに上越新幹線や東北新幹線「はやて」でも使用された。E5系とE7系の投入によって、2013年から廃車が生じている。


2.外観の特徴

2.1.車体構造の差異

製造時期によって車体形状に差異がある。


E2系0番台◆試作形
1995年に製造された量産先行車が該当する。量産車と比較して、前面形状が異なることが特徴である。S6編成(→N1編成)とS7編成(→J1編成→N21編成)の8両編成2本が存在した。


E2系0番台◆前期形
1997年から1999年にかけて製造された量産車が該当する。側窓は座席1列ごとの小窓であり、客扉はプラグドアである。


E2系1000番台◆中期形
2001年から2005年にかけて製造された1000番台が該当する。側窓は座席2列ごとの大窓で、客扉は引き戸である。


◆後期形
2010年に製造された1000番台が該当する。行先表示器がフルカラーLED式で大型なものに変更された。


2.2.塗装の差異

E2系に施される塗装は以下のとおりである。


E2系N編成あさま色
8両編成の車両に施される塗装。車体の上半分が白、下半分が青であり、境界部に赤色の帯をまいている。J編成の10両編成化が行われた2001年までは全車両がこの塗装であった。2017年に8両編成であったN編成が引退し、この塗装は消滅した。


E2系J編成はやて色
10両編成の車両に施される塗装。車体の上半分が白、下半分が青であり、境界部にピンク色の帯をまいている。2001年からJ編成が10両編成に変更され、あわせてこの塗装になった。


3.特徴マトリックス図

 
あさま色
はやて色
試作形
前期形
中期形
後期形
A01 B01 C01
B02 C02 D01  

4.バリエーション一覧

No.
現状
特徴

5.各バリエーション解説

A01 試作形/あさま色

量産先行車の姿。量産車とは異なる前面形状が特徴である。S6編成(→N1編成)とS7編成(→J1編成→N21編成)がこの姿であったが、廃車によりこの姿は消滅した。

長野新幹線車両センター ナシN21編成
長野新幹線車両センター ナシN21編成
撮影場所 東京駅   撮影日 2014.02.19
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B01 前期形/あさま色

8両編成の0番台の姿。量産車のN編成とJ編成(8両編成の頃)がこの姿であった。N編成が2017年までに廃車され、この姿は消滅した。

長野新幹線車両センター ナシN8編成
長野新幹線車両センター ナシN8編成
撮影場所 佐久平駅   撮影日 2012.01.21
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B02 前期形/はやて色

10両編成の0番台の姿。落成時は赤帯であったが、2002年に10両編成化されてピンク帯に変更された。2019年までに廃車され、現在はE223-23が三和テッキ(栃木県宇都宮市)、E224-127がザ・ヒロサワ・シティー(茨城県筑西市)に保存されている。

新潟新幹線車両センター ニシJ14編成
新潟新幹線車両センター ニシJ14編成
撮影場所 大宮駅   撮影日 2016.04.06
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C01 中期形/あさま色

8両編成の1000番台の姿。2001年に製造されたJ51編成は8両編成で製造され、当時は赤帯であった。2002年の10両編成化にあわせて帯色が変更され、この姿は消滅した。

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C02 中期形/はやて色

10両編成の1000番台の姿。現在もこの姿で使用されている。

新幹線総合車両センター セシJ59編成
新幹線総合車両センター セシJ59編成
撮影場所 大宮駅   撮影日 2016.04.06
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D01 後期形/はやて色

1000番台の増備車の姿。2010年に製造された車両は、行先表示器がフルカラーLED式で大型なものに変更されている。現在もこの姿で使用されている。

新幹線総合車両センター セシJ72編成
新幹線総合車両センター セシJ72編成
撮影場所 大宮駅   撮影日 2016.04.06
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