いろかたちに注目する鉄道車両図鑑

JR四国2000系

JR四国/土佐くろしお鉄道2000系

《最終更新》 2020.10.10

1.概要

2000系はJR四国が1989年から製造した特急形気動車である。1989年に試作車として3両編成1本、1990年から1992年にかけて量産車として61両、1995年から1998年にかけて改良車のN2000形として16両が投入された。量産車のうち4両は土佐くろしお鉄道が保有した。


2.外観の特徴

製造時期による差異として、試作車(以下、試作形)は前面愛称表示器が設置されておらず、量産車(前期形)は愛称表示器が設置されている。先頭車の形状は流線形の非貫通形と平妻の貫通形が存在する。N2000系は貫通形のみが存在し、先行車は前期形に準じた車体構造であり、N2000系量産車(後期形)は先頭部が立体的なデザインに変更された。

塗装は試作車が青帯(試作色)、量産車が青帯と黄帯(前期色)、N2000系が赤色と青色(後期色)である。N2000系先行車の落成時は青帯と黄帯に扉部が赤色(先行色)であったが、1999年までにN2000系量産車に準じた塗装に変更された。

改造による変化として、1990年に試作車の量産化改造が施され、貫通形の貫通扉がプラグドアから固定扉に変更された。

2001年頃から側扉が小型窓に変更(側扉改造)され、2008年までに量産車の全車両と2010年頃にかけてN2000系の一部車両に施工された。


3.バリエーション一覧

No.
現状
特徴

4.各バリエーション解説

A01 試作形(非貫通)/試作色

試作車の姿。2001は非貫通形先頭車である。2019年に廃車されたが、多度津工場で保管されている。

松山運転所 2001
松山運転所 2001
撮影場所 松山駅   撮影日 2015.08.23
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B01 試作形(貫通)/試作色

試作車の姿。2101は貫通形先頭車である。1990年の量産化改造で前面貫通扉が変更され、この姿は消滅した。

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B02 試作形(貫通)/試作色 [貫通扉改造]

2101の貫通扉改造後の姿。1990年に量産化改造が施され、前面貫通扉が変更された。2019年に廃車されたが、多度津工場で保管されている。

松山運転所 2101
松山運転所 2101
撮影場所 松山駅   撮影日 2015.08.23
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C01 前期形(非貫通)/前期色

量産車の落成時の姿。2000形は非貫通形である。2001年から2008年頃にかけて側扉が改造され、この姿は消滅した。

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C02 前期形(非貫通)/前期色 [側扉改造]

量産車の側扉改造後の姿。2001年から2008年頃にかけて側扉が小窓に改造された。現在はこの姿で使用されている。

高知運転所 2009
高知運転所 2009
撮影場所 児島駅   撮影日 2020.09.20
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D01 前期形(貫通)/前期色

量産車の落成時の姿。2100/2150形は貫通形である。2001年から2008年頃にかけて側扉が改造され、この姿は消滅した。

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D02 前期形(貫通)/前期色 [側扉改造]

量産車の側扉改造後の姿。2001年から2008年頃にかけて側扉が小窓に改造された。現在はこの姿で使用されている。

高松運転所 2122
高松運転所 2122
撮影場所 高松駅   撮影日 2012.07.29
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D11 前期形(貫通)/先行色

N2000系先行車の落成時の姿。1999年までに塗装が変更され、この姿は消滅した。

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D12 前期形(貫通)/後期色

N2000系先行車の塗装変更後の姿。1998年から1999年までに塗装が変更された。2010年頃までに側扉が改造され、この姿は消滅した。

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D13 前期形(貫通)/後期色 [側扉改造]

N2000系先行車の側扉改造後の姿。2010年頃に側扉が改造された。現在はこの姿で使用されている。

高松運転所 2124
高松運転所 2424
撮影場所 高松駅   撮影日 2020.09.18
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E01 後期形(貫通)/後期色

N2000系量産車の落成時の姿。現在もこの姿で使用されている。

松山運転所 2462
松山運転所 2462
撮影場所 松山駅   撮影日 2020.09.18
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E02 後期形(貫通)/後期色 [側扉改造]

N2000系量産車の側扉改造後の姿。一部車両は側扉が改造されている。現在もこの姿で使用されている。

松山運転所 2460
松山運転所 2460
撮影場所 松山駅   撮影日 2020.09.18
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