
JR北海道キハ281系
《最終更新》 2020.10.09
1.概要
キハ281系はJR北海道が1992年から製造した特急形気動車である。1993年にかけて特急「スーパー北斗」用として27両が投入された。
2.外観の特徴
製造時期による差異として、試作車(以下、試作形)は前面貫通扉窓が小型であり、量産車(量産形)は大型化されている。塗装は全車両が青色と黄緑色(●標準色)である。
改造による変化として、落成当初の試作車は先頭部の側扉窓が他の側扉と同サイズであったが、量産化改造時に量産車と同様のサイズに変更(側扉改造)された。また、キハ281-902のみスカートが灰色(灰色スカート)であったが、量産化改造時に青色に変更された。
3.バリエーション一覧
No.
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現状
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特徴 |
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A01 | 消滅 | 試作形/●標準色 |
A02 | 消滅 | 試作形/●標準色 [灰色スカート] |
A03 | 現存 | 試作形/●標準色 [側扉窓改造] |
B01 | 現存 | 量産形/●標準色 |
4.各バリエーション解説
A03 | 試作形/●標準色 [側扉窓改造] |
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試作車の量産化改造後の姿。量産化改造によって先頭部の側扉窓は小型化され、スカートは青色に統一された。現在もこの姿で使用されている。

函館運輸所 キハ281-902
札幌駅
2014.08.26

