
JR北海道キハ283系
《最終更新》 2020.10.10
1.概要
キハ283系はJR北海道が1995年から製造した特急形気動車である。2001年にかけて特急「スーパーおおぞら」、「スーパー北斗」、「スーパーとかち」用として63両が投入された。
2.外観の特徴
製造時期による差異として、試作車(以下、試作形)は前面ライトケースが角形であるが、量産車(量産形)は丸みがつけられている。また、キハ282形2000番台(中間形)には簡易運転台が設置されている。塗装は全車両が青色、黄緑色、赤色(●標準色)である。
改造による変化として、2001年頃に側窓の破損を防ぐためのポリカーボネート板が設置(側窓改造)された。
3.バリエーション一覧
No.
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現状
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特徴 |
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A01 | 消滅 | 試作形/●標準色 |
A02 | 消滅 | 試作形/●標準色 [側窓改造] |
B01 | 消滅 | 量産形/●標準色 |
B02 | 現存 | 量産形/●標準色 [側窓改造] |
C01 | 消滅 | 中間形/●標準色 |
C02 | 現存 | 中間形/●標準色 [側窓改造] |
4.各バリエーション解説
A02 | 試作形/●標準色 [側窓改造] |
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試作車の側窓改造後の姿。2001年頃に側窓の破損を防ぐためのポリカーボネート板が設置された。2015年に廃車され、この姿は消滅した。

札幌運転所 キハ283-901
釧路駅
2014.08.27


B02 | 量産形/●標準色 [側窓改造] |
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量産車の側窓改造後の姿。2001年頃に側窓の破損を防ぐためのポリカーボネート板が設置された。現在もこの姿で使用されている。

札幌運転所 キハ283-18
釧路駅
2014.08.27

