いろかたちに注目する鉄道車両図鑑

キハ37形

国鉄/水島臨海鉄道キハ37形

《最終更新》 2020.10.20

1.概要

キハ37形は国鉄が1983年に製造した一般形気動車である。加古川地区に2両と房総地区に3両が投入された。加古川地区の車両はJR西日本が承継し、1999年に米子地区へ転出、2003年まで使用された。房総地区の車両はJR東日本に承継され、2012年まで久留里線で使用、廃車後は水島臨海鉄道に売却された。水島臨海鉄道は2014年から朝夕ラッシュ輸送時に使用している。


2.外観の特徴

落成時期による差異は存在しない。落成時の塗装は黄味がかった赤色の赤11号(以下、赤色)であり、キハ40系などに施された朱色5号とは異なっていた。

加古川地区の車両は1987年に青緑色と白帯(加古川色Ⅰ)に変更され、1988年に前面帯が3本(加古川色Ⅱ)に変更された。1999年に米子地区に転用され、朱色5号(朱色)になった。

房総地区の車両は1988年にクリーム色に青帯(旧久留里色)に変更され、1997年には白をベースに緑と青帯で前面扉が黄色(新久留里色)になった。1998年には冷房化改造が施され、屋根上にAU26冷房装置(AU26)が設置された。

水島臨海鉄道ではキハ37-101・102が水色に青帯(水島色)、キハ37-103が国鉄一般形気動車に準じた朱色とクリーム色のツートン(●一般色)に変更された。


3.バリエーション一覧

No.
現状
特徴

4.各バリエーション解説

A01 赤色

落成時の姿。塗装はキハ40系などとは異なる赤11号であった。1988年に塗装が変更され、この姿は消滅した。

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A11 加古川色Ⅰ

加古川線などで使用されたキハ37-1・1001の塗装変更後の姿。1987年に青緑色と白帯に変更された。1988年に前面帯が追加され、この姿は消滅した。

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A12 加古川色Ⅱ

加古川線などで使用されたキハ37-1・1001の塗装変更後の姿。1988年に前面帯が追加された。1999年に米子地区に転用され、塗装変更によってこの姿は消滅した。

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A21 朱色

米子地区で使用されたキハ37-1・1001の姿。転用に合わせて朱色5号に変更された。2003年に運用離脱し、2009年に廃車され、この姿は消滅した。

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A31 旧久留里色

久留里線で使用されたキハ37-2・1001・1002の塗装変更後の姿。1988年にクリーム色と青帯に変更された。1997年に塗装が変更され、この姿は消滅した。

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A32 新久留里色

久留里線で使用されたキハ37-2の塗装変更後の姿。1997年に白をベースに緑と青帯で前面扉が黄色に変更された。1998年に冷房化改造が施され、この姿は消滅した。キハ37-1001・1002について、塗装変更と冷房化改造の時系列が不明である。

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A33 新久留里色 [AU26]

久留里線で使用されたキハ37-2・1001・1002の冷房化改造後の姿。1998年にAU26冷房装置による冷房化改造が施された。2013年に水島臨海鉄道に売却され、塗装変更によってこの姿は消滅した。

幕張車両センター木更津派出 キハ37-1002
幕張車両センター木更津派出 キハ37-1002
撮影場所 木更津駅   撮影日 2007.05.03
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A41 水島色 [AU26]

水島臨海鉄道のキハ37-101・102の姿。JR東日本から購入したキハ37-1002・1003にオリジナルカラーを施した。現在もこの姿で使用されている。

水島臨海鉄道 キハ37-101
水島臨海鉄道 キハ37-101
撮影場所 倉敷市駅付近   撮影日 2021.03.22
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A42 ●一般色 [AU26]

水島臨海鉄道のキハ37-103の姿。JR東日本から購入したキハ37-2に国鉄一般気動車の標準色を施した。現在もこの姿で使用されている。

水島臨海鉄道 キハ37-103
水島臨海鉄道 キハ37-103
撮影場所 三菱自工前駅付近   撮影日 2016.08.19
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