国鉄/水島臨海鉄道キハ38形
《最終更新》 2020.10.20
1.概要
キハ38形は国鉄が1986年から製造した一般形気動車である。1987年にかけて八高線に7両が投入された。1996年に久留里線に転用され、2012年まで使用された。1両が水島臨海鉄道に売却された。
2.外観の特徴
落成時期による差異は存在しない。落成時の塗装はクリーム色に赤と黒帯(以下、●八高色)であったが、久留里線の転用にあわせて1996年にクリーム色に青帯(●旧久留里色)に変更された。1997年には白をベースに緑と青帯で前面扉が黄色(●新久留里色)になった。水島臨海鉄道では国鉄一般形気動車に準じた朱色とクリーム色のツートン(●一般色)で使用されている。
3.バリエーション一覧
No.
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現状
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特徴 |
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A01 | 消滅 | ●八高色 |
A02 | 消滅 | ●旧久留里色 |
A03 | 現存 | ●新久留里色 |
A04 | 現存 | ●一般色 |
4.各バリエーション解説
A03 | ●新久留里色 |
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塗装変更後の姿。1997年に塗装が変更された。廃車までこの姿で使用された。キハ38-1が千葉県いすみ市の「ポッポの丘」で保存されている。
幕張車両センター木更津派出 キハ38-2
木更津駅
2007.05.03


A04 | ●一般色 |
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水島臨海鉄道のキハ38-104の姿。JR東日本から購入したキハ37-1003に国鉄一般気動車の標準色を施した。現在もこの姿で使用されている。

水島臨海鉄道 キハ38-104
三菱自工前駅付近
2016.08.19

