
相模鉄道8000系
1.概要
8000系は、相模鉄道が1990年から製造した電車である。10両編成13本が投入された。うち1編成は事故廃車となり、現在は10両編成12本が存在する。
2.外観の特徴
登場時は8701Fから8708Fが幕式行先表示器であり、8709F以降はLED式行先表示器であった。塗装はアルミ素材のシルバーをベースに、赤と白帯(以下、●旧塗装)であった。2007年からはコーポレートカラーに変更され、白を基調に青色と黄色帯の塗装(●新塗装)に変更された。2008年からは8701Fから8708Fの幕式行先表示器がフルカラーLED式に変更された。2011年から客扉の交換が始まり、現在では一部編成に施工されている。
3.バリエーション一覧
No.
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現状
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特徴 |
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A01 | 消滅 | ●旧塗装 [幕式] |
A02 | 消滅 | ●旧塗装 [LED] |
A03 | 消滅 | ●旧塗装 [フルカラーLED] |
B01 | 消滅 | ●新塗装 [幕式] |
B02 | 現存 | ●新塗装 [LED] |
B03 | 現存 | ●新塗装 [フルカラーLED] |
B11 | 現存 | ●新塗装 [LED][客扉変更] |
B12 | 現存 | ●新塗装 [フルカラーLED][客扉交換] |
4.各バリエーション解説
A01 | ●旧塗装 [幕式] |
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8701Fから8708Fの登場時の姿。幕式行先表示器であった。2008年からフルカラーLED式行先表示器に変更され、この姿は消滅した。


A02 | ●旧塗装 [LED] |
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8709F以降の登場時の姿。LED式行先表示器であった。2007年から2014年にかけて塗装が変更され、この姿は消滅した。



A03 | ●旧塗装 [フルカラーLED] |
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8701Fから8708FのフルカラーLED化後の姿。幕式行先表示器を装備した編成は、2008年からフルカラーLED式に変更された。なお、この改造以前に塗装変更が行われた編成も存在した。塗装変更により、この姿は消滅した。



B01 | ●新塗装 [幕式] |
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8701Fから8708Fの塗装変更後の姿。2007年からこの塗装に変更された。幕式行先表示器を装備した編成は、塗装変更と同時期にフルカラーLED式に変更されたため、この姿の編成は少数であった。フルカラーLED式行先表示器に変更され、この姿は消滅した。
B02 | ●新塗装 [LED] |
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8709F以降の塗装変更後の姿。LED式行先表示器を装備している。2007年から2014年にかけて、この塗装に変更された。



B03 | ●新塗装 [フルカラーLED] |
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8701Fから8708Fの塗装変更後の姿。2007年から新塗装に変更された。2008年からフルカラーLED式行先表示器に変更されいている。


