いろかたちに注目する鉄道車両図鑑

東京都交通局12-000形

東京都交通局12-000形

《最終更新》 2018.02.12

1.概要

12-000形は東京都交通局が1990年から製造した地下鉄大江戸線用の電車である。大江戸線の開業と延伸にあわせて、2001年までに8両編成53本が投入された。現在は後継となる12-600形の投入により、初期に製造された8両編成6本が廃車された。

なお、量産車が落成される以前の1986年に試作車として2両(12-001と12-002)が製造されたが、車籍を得ることがなく廃車されたため、以下の解説において捨象している。同車は豊島区の千早フラワー公園にて保存されている。


2.外観の特徴

製造時期による差異が存在する。1991年に製造された車両(前期形)は全面塗装の車体と小型のスカートが特徴であり、1994年に製造された車両(中期形)ではスカートが大型に変更された。また、1997年以降に製造された車両(後期形)は無塗装の車体に変更された。なお、1997年に製造された車両の一部は前期形や中期形の増結用の中間車であり、それらは前期形や中期形に準じた仕様で落成された。

2018年より後期形の一部編成の行先表示器が3色LED式からフルカラーLED式(FC-LED)に交換されている。


3.バリエーション一覧

No.
現状
特徴

4.各バリエーション解説

A01 前期形

1991年に製造された12-011F~12-051Fの姿。全塗装の車体と小型の前面スカートが特徴であった。2016年までに廃車され、この姿は消滅した。

木場車両検修場 12-031F
木場車両検修場 12-031F
撮影場所 大門駅   撮影日 2013.05.05
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B01 中期形

1994年に製造された12-061Fの姿。車体は前期形に準じているものの、大型の前面スカートが特徴であった。2015年に廃車され、この姿は消滅した。

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C01 後期形

1997年以降に製造された12-071F~12-531Fの姿。中期形以前とは車体形状が異なるほか、未塗装の車体が特徴である。現在もこの姿で使用されている。

木場車両検修場 12-081F
木場車両検修場 12-081F
撮影場所 都庁前駅   撮影日 2018.02.08
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C02 後期形 [FC-LED]

行先表示器のフルカラーLED化後の後期形の姿。2018年2月に12-251Fの行先表示器がフルカラーLED式に変更された。

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