
東京都交通局6300形
《最終更新》 2018.05.06
1.概要
6300形は東京都交通局が1993年から製造した地下鉄三田線用の電車である。6000形の置き換えと路線の延伸にあわせて、2000年までに6両編成37本が投入された。
2.外観の特徴
製造時期による差異が存在し、1993年に製造された6301F~6305F(以下、前期形)は小型のスカートが特徴である。1994年に製造された6306F~6313F(中期形)はスカートが大型に変更され、1999年と2000年に製造された6314F~6337F(後期形)は側扉窓の支持方式が押さえ金式から圧着式に変更された。また、スカートも開口部が広いものに変更されている。
3.バリエーション一覧
No.
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現状
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特徴 |
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A01 | 現存 | 前期形 |
B01 | 現存 | 中期形 |
C01 | 現存 | 後期形 |
4.各バリエーション解説
B01 | 中期形 |
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1994年に製造された6306F~6313Fの姿。前期形に比べると大型なスカートが特徴である。現在もこの姿で使用されている。

志村車両検修場 6306F
多摩川駅
2017.10.24


C01 | 後期形 |
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1999年と2000年に製造された6314F~6337Fの姿。開口部の広いスカートと側扉窓の支持方式が圧着式であることが特徴である。現在もこの姿で使用されている。

志村車両検修場 6315F
多摩川駅
2018.05.01

