いろかたちに注目する鉄道車両図鑑

JR東日本253系/長野電鉄2100系

JR東日本253系/長野電鉄2100系

《最終更新》 2020.02.27

1.概要

253系はJR東日本が1990年から製造した特急形直流電車である。特急「成田エクスプレス」用の車両として、1996年にかけて0番台の6両編成10本と3両編成9本が投入された。2002年には増備車である200番台の6両編成2本が投入された。

後継車両の投入に伴い、2010年までに同列車の運用から撤退した。2010年に200番台の6両編成2本が東武線直通特急「日光」、「きぬがわ」用として改造され、0番台の3両編成2本が長野電鉄2100系として譲渡された。


2.外観の特徴

製造時期による大きな差異は存在しない。改造による変化として、1000番台と長野電鉄2100系は前面貫通扉が閉鎖(以下、非貫通化)されている。1000番台については、前面中央窓の大型化や列車愛称表示器の設置(前面表示器)が実施されている。

塗装は全車両が白をベースに窓上をグレー、前面と屋根が赤色(以下、●標準色)であったが、1000番台は2010年の改造時に屋根と車体下部が赤色、車体中央がオレンジ、窓下に黄色の帯(日光色)に変更された。長野電鉄2100系は譲渡時は標準色であったが、2012年にE2編成のみ白をベースに赤帯(長電色)に変更された。


3.バリエーション一覧

No.
現状
特徴

4.各バリエーション解説

A01 ●標準色

特急「成田エクスプレス」用の0番台と200番台の姿。2010年に同列車から撤退するまで、この姿で使用された。現在はクロ253-1が長野総合車両センターで保管されている。

鎌倉車両センター クラNe01編成
鎌倉車両センター クラNe01編成
撮影場所 新宿駅   撮影日 2008.01.05
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A11 ●標準色 [非貫通化]

長野電鉄2100系の導入当初の姿。導入にあたり前面貫通扉の閉塞など各種改造が2010年に実施された。ロゴは変更されているが、塗装に変化はない。2012年にE2編成が塗装変更され、現在はE1編成がこの姿で使用されている。

長野電鉄 E1編成
長野電鉄 E1編成
撮影場所 須坂駅   撮影日 2016.03.12
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A12 長電色 [非貫通化]

長野電鉄2100系の塗装変更後の姿。2012年にE2編成の塗装が変更された。現在もこの姿で使用されている。

長野電鉄 E2編成
長野電鉄 E2編成
撮影場所 須坂駅   撮影日 2020.01.26
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A21 日光色 [非貫通化][前面表示器]

東武線直通特急「日光」、「きぬがわ」用の1000番台の姿。2010年に200番台を種車として改造された。塗装変更のほか、前面の非貫通化や列車愛称表示器が設置された。現在もこの姿で使用されている。

大宮総合車両センター オオOMN01編成
大宮総合車両センター オオOMN01編成
撮影場所 赤羽駅   撮影日 2011.06.04
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