
国鉄キハ40系(酷寒形)/道南いさりび鉄道キハ40形
【キハ40系(酷寒形)の定義】
本ページにおいてはキハ40系のうちキハ40形(101~250)、キハ48形(301~304・1301~1303)を酷寒形として扱う。
1.概要
キハ40系(酷寒形)は北海道地区に投入されたキハ40形100番台とキハ48形300・1300番台が該当する。酷寒地に対応するため、側窓に二重窓が採用されている点が特徴である。
1977年から1982年にかけて、キハ40形150両(101~250)とキハ48形7両(301~304・1301~1303)が北海道地区に投入され、道内各地の普通列車に使用された。1988年には一部車両が急行列車用のキハ400形とキハ480形に改造され、2000年まで急行「宗谷」・「天北」・「利尻」・「サロベツ」などに使用された。2016年には北海道新幹線開業に伴い、キハ40形9両が道南いさりび鉄道に譲渡された。近年はH100形の増備によって、廃車が進行している。
2.外観の特徴
2.1.落成時の差異
落成時期によって、車体構造に差異が存在する。
◆前期形
1977年に落成したキハ40形(101~116)が該当する。開口部の角が直角に処理されたスカートと大型なタイフォンカバーが特徴である。
◆後期形
1979年から1982年に落成されたキハ40形(117~205)とキハ48形(301~304・1301~1303)が該当する。開口部の角が鋭角に処理されたスカートと小型なタイフォンカバーが特徴である。車内座席レイアウトの変更に伴って、側窓の配置も変更されている。
2.2.改造による差異
◆変形スカート
キハ40-172(→801→1801)、173(→792→1792)の後位側は前期形に準じたスカートが装着されている。改造の時期や目的は不明である。
◆AU400冷房装置
1988年に急行列車用として改造されたキハ400・キハ480形はAU400冷房装置によって冷房化改造が施された。屋根上に設置された角形の冷房装置が特徴である。
◆AU26冷房装置
1996年に札沼線用として改造されたキハ40形(301~306・331~336)、キハ48形(1331~1333)はAU26冷房装置によって冷房化改造が施された。屋根上に設置された薄型の冷房装置が特徴である。2004年にはキハ400形(501~503)の冷房装置が更新され、AU26冷房装置に変更された。
◆タイフォン閉塞
2015年にキハ40-827のタイフォンが撤去され、タイフォンカバーの開口部が鉄板で塞がれた。警笛は電子ホーンおよび屋根上のホイッスルに変更されている。タイフォンの撤去は他車にも見られたが、タイフォンカバーを残置したのは同車のみであった。2017年には残置されていたタイフォンカバー全体が撤去された。
◆タイフォン撤去
2015年から旭川地区と釧路地区の車両のタイフォンが撤去された。タイフォンカバー全体が撤去され、撤去部分は平滑化されている。警笛は電子ホーンおよび屋根上のホイッスルに変更されている。
◆ぽっぽや号改造
1999年に映画「鉄道員(ぽっぽや)」の撮影用としてキハ40-764がキハ12形風に改造された。前照灯の1灯化、前面窓の小型化、側窓をバス窓風に改装している。撮影終了後は前照灯を2灯に改造し、観光列車「ぽっぽや号」として使用された。
2.3.塗装の差異
●朱色
落成時の塗装。落成時は全車両がこの塗装であった。1995年までに北海道色に変更されたが、現在はリバイバルカラーとして一部車両にこの塗装が施されている。
●旧北海道色
1990年から1994年に塗装変更された一般車に施された塗装。白をベースに窓上に黄緑帯、窓下に黄緑と青帯である。帯のデザインに差異が見られ、大半の車両は窓下の黄緑帯と青帯の間にスペースが空いているパターン(旧北海道色Ⅰ)であるが、窓下の黄緑帯と青帯にスペースがないパターン(旧北海道色Ⅱ)が少数存在した。キハ40-179は塗装変更後のごく短期間のみ、前面に帯が回り込まず、尾灯の高さに緑帯が配されたパターン(旧北海道色Ⅲ)であった。
●新北海道色
1995年以降に塗装変更された一般車に施された塗装。白をベースに窓上に青帯、窓下に黄緑と青帯である。
●旧札沼色/●新札沼色
1996年に札沼線用に改造されたキハ40-401・402に施された塗装。白をベースに窓上に青帯、窓下に黄緑と青帯、側扉が黄緑色である(新札沼色)。キハ40-401のみ落成時は窓上が黄緑帯で窓下の黄緑帯と青帯にスペースが空いていた(旧札沼色)。
●日高色
1998年から1999年にかけて、日高線用に改造されたキハ40-351~360に施された塗装。白をベースに窓周りと裾部が青色、ピンク色と黄緑色の帯が配されている。
●急行色
急行列車用として改造されたキハ400形とキハ480形に施された塗装。白とグレーのツートンで窓下に赤帯、窓上に黄緑帯である。2020年にキハ40-1741にこの塗装が施された。
●座敷色
1997年にお座敷気動車として改造されたキハ400形(501~503)に施された塗装。赤と濃淡のグレーに金帯である。
●キタキツネ/●カニ/●イカ
1997年にJR北海道発足10周年を記念して施された特別塗装。旭川地区のキハ40-724は緑色にキタキツネ、釧路地区のキハ40-741は水色にカニ、函館地区のキハ40-807は青色にイカのイラスト塗装が施された。
●BBQ色
2005年に臨時列車「大沼・流山温泉バーベキュー号」に使用されたキハ40-1792・1796に施された特別塗装。茶色をベースにイラスト装飾が施されている。
●山明号/●紫水号
2019年に沿線活性化プロジェクトのため、「山明号」に改造されたキハ40-1790と「紫水号」のキハ40-1791の塗装。キハ40-1790は緑色を基調に山をイメージした装飾、キハ40-1791は紫色を基調に雪の結晶をイメージした装飾が施されている。
●ながれま号
道南いさりび鉄道のイベント対応車両「ながれま号」の塗装。紺色をベースに装飾が施されている。
●山吹色/●濃緑色/●濃赤色/●白色
道南いさりび鉄道の一般車の塗装。車両ごとに基本色が異なり、キハ40-1814・1815は山吹色、キハ40-1810は濃緑色、キハ40-1796は濃赤色、キハ40-1815は白色である。
●国鉄急行色
キハ56形など国鉄急行形気動車に施された塗装。道南いさりび鉄道のキハ40-1798にこの塗装が採用された。クリーム色をベースに窓周りが赤色である。
●国鉄一般色
キハ22形など国鉄一般形気動車に施された塗装。2021年に釧路支社の各線区の周年記念として、キハ40-1759・1766に採用された。クリーム色とオレンジ色のツートンである。
3.特徴マトリックス図
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●朱色 |
●旧北海道色Ⅰ |
●旧北海道色Ⅱ |
●旧北海道色Ⅲ |
●新北海道色 |
●旧札沼色 |
●新札沼色 |
●日高色 |
●急行色 |
●座敷色 |
●キタキツネ |
●カニ |
●イカ |
●BBQ色 |
●山明号 |
●紫水号 |
●ながれま号 |
●山吹色 |
●濃緑色 |
●濃赤色 |
●白色 |
●国鉄急行色 |
●国鉄一般色 |
前期形
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前期形
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前期形
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後期形
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後期形
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後期形
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後期形
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後期形
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後期形
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後期形
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フォン閉塞 | フォン撤去 | 変形スカ | フォン撤去 | AU400 | AU26 | ぽっぽや (1灯) |
ぽっぽや (2灯) |
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A01 | ― | ― | B01 | B02 | B03 | ― | ― | C01 | C02 | |
― | ― | ― | B11 | B12 | ― | ― | ― | ― | ― | |
― | ― | ― | B13 | ― | ― | ― | ― | ― | ― | |
― | ― | ― | B14 | ― | ― | ― | ― | ― | ― | |
A11 | A12 | A13 | B21 | B22 | B24 | ― | B23 | ― | ― | |
― | ― | ― | B31 | ― | ― | ― | ― | ― | ― | |
― | ― | ― | B32 | ― | ― | ― | ― | ― | ― | |
― | ― | ― | B33 | ― | ― | ― | ― | ― | ― | |
― | ― | ― | B42 | ― | ― | B41 | ― | ― | ― | |
― | ― | ― | ― | ― | ― | B43 | B44 | ― | ― | |
― | ― | ― | B51 | ― | ― | ― | ― | ― | ― | |
― | ― | ― | B52 | ― | ― | ― | ― | ― | ― | |
― | ― | ― | B53 | ― | ― | ― | ― | ― | ― | |
― | ― | ― | B54 | B55 | ― | ― | ― | ― | ― | |
― | ― | ― | B61 | ― | ― | ― | ― | ― | ― | |
― | ― | ― | B62 | ― | ― | ― | ― | ― | ― | |
― | ― | ― | B71 | ― | ― | ― | ― | ― | ― | |
― | ― | ― | B72 | ― | ― | ― | ― | ― | ― | |
― | ― | ― | B73 | ― | ― | ― | ― | ― | ― | |
― | ― | ― | B74 | ― | ― | ― | ― | ― | ― | |
― | ― | ― | B75 | ― | ― | ― | ― | ― | ― | |
― | ― | ― | B81 | ― | ― | ― | ― | ― | ― | |
― | ― | ― | ― | ― | B82 | ― | ― | ― | ― |
4.バリエーション一覧
No.
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現状
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特徴 |
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A01 | 消滅 | 酷寒形(前期)/●朱色 |
A11 | 現存 | 酷寒形(前期)/●新北海道色 |
A12 | 消滅 | 酷寒形(前期)/●新北海道色 [タイフォン閉塞] |
A13 | 現存 | 酷寒形(前期)/●新北海道色 [タイフォン撤去] |
B01 | 現存 | 酷寒形(後期)/●朱色 |
B02 | 消滅 | 酷寒形(後期)/●朱色 [変形スカート] |
B03 | 現存 | 酷寒形(後期)/●朱色 [タイフォン撤去] |
B11 | 消滅 | 酷寒形(後期)/●旧北海道色Ⅰ |
B12 | 消滅 | 酷寒形(後期)/●旧北海道色Ⅰ [変形スカート] |
B13 | 消滅 | 酷寒形(後期)/●旧北海道色Ⅱ |
B14 | 消滅 | 酷寒形(後期)/●旧北海道色Ⅲ |
B21 | 現存 | 酷寒形(後期)/●新北海道色 |
B22 | 現存 | 酷寒形(後期)/●新北海道色 [変形スカート] |
B23 | 現存 | 酷寒形(後期)/●新北海道色 [AU26] |
B24 | 現存 | 酷寒形(後期)/●新北海道色 [タイフォン撤去] |
B31 | 消滅 | 酷寒形(後期)/●旧札沼色 |
B32 | 現存 | 酷寒形(後期)/●新札沼色 |
B33 | 現存 | 酷寒形(後期)/●日高色 |
B41 | 消滅 | 酷寒形(後期)/●急行色 [AU400] |
B42 | 現存 | 酷寒形(後期)/●急行色 |
B43 | 消滅 | 酷寒形(後期)/●座敷色 [AU400] |
B44 | 消滅 | 酷寒形(後期)/●座敷色 [AU26] |
B51 | 消滅 | 酷寒形(後期)/●キタキツネ |
B52 | 消滅 | 酷寒形(後期)/●カニ |
B53 | 消滅 | 酷寒形(後期)/●イカ |
B54 | 消滅 | 酷寒形(後期)/●BBQ色 |
B55 | 消滅 | 酷寒形(後期)/●BBQ色 [変形スカート] |
B61 | 現存 | 酷寒形(後期)/●山明号 |
B62 | 現存 | 酷寒形(後期)/●紫水号 |
B71 | 現存 | 酷寒形(後期)/●ながれま号 |
B72 | 現存 | 酷寒形(後期)/●山吹色 |
B73 | 現存 | 酷寒形(後期)/●濃緑色 |
B74 | 現存 | 酷寒形(後期)/●濃赤色 |
B75 | 現存 | 酷寒形(後期)/●白色 |
B81 | 現存 | 酷寒形(後期)/●国鉄急行色 |
B82 | 現存 | 酷寒形(後期)/●国鉄一般色 |
C01 | 現存 | 酷寒形(後期)/●朱色 [ぽっぽや号改造(1灯)] |
C02 | 消滅 | 酷寒形(後期)/●朱色 [ぽっぽや号改造(2灯)] |
5.各バリエーション解説
A01 | 酷寒形(前期)/●朱色 |
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キハ40形(101~116)の落成時の姿。開口部の角が直角に処理されたスカートと大型なタイフォンカバーが特徴である。1994年から1995年にワンマン化改造が施され、塗装変更によってこの姿は消滅した。


A11 | 酷寒形(前期)/●新北海道色 |
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前期形の塗装変更後の姿。1994年から1995年にワンマン化改造が施され、同時にこの塗装になった。現在も一部車両がこの姿で使用されている。



A12 | 酷寒形(前期)/●新北海道色 [タイフォン閉塞] |
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キハ40-827のタイフォン閉塞後の姿。2015年にタイフォンが更新され、従来のタイフォンカバーは開口部が閉塞された。タイフォンの更新はJR北海道の旭川地区と釧路地区の車両に普及したが、この方式が採用されたのは同車のみであった。2017年にタイフォンカバーが撤去され、この姿は消滅した。
A13 | 酷寒形(前期)/●新北海道色 [タイフォン撤去] |
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前期形のタイフォン撤去後の姿。2015年から旭川地区のキハ40形(826~830、832~834)のタイフォンが更新され、従来のタイフォンカバーが撤去された。キハ40-827のみタイフォン更新後もタイフォンカバーが残され、開口部が閉塞されていたが、2017年に再改造され、この姿になった。現在もこの姿で使用されている。



B01 | 酷寒形(後期)/●朱色 |
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キハ40形(117~250)、キハ48形(301~304・1301~1304)の落成時の姿。開口部の角が鋭角に処理されたスカートと小型なタイフォンカバーが特徴である。1995年までに塗装変更され、この姿の車両は消滅していたが、2010年に釧路地区のキハ40-777・1749・1758、2018年に道南いさりび鉄道のキハ40-1807がこの塗装になった。釧路地区の車両は2015年以降にタイフォンカバーが撤去されたため、現在は道南いさりび鉄道のキハ40-1807のみがこの姿である。



B03 | 酷寒形(後期)/●朱色 [タイフォン撤去] |
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キハ40-777・1749・1758のタイフォン撤去後の姿。釧路地区のキハ40-777・1749・1758は2010年に朱色に変更された。2015年以降のタイフォン更新で従来のタイフォンカバーが撤去され、この姿になった。現在もこの姿で使用されている。



B11 | 酷寒形(後期)/●旧北海道色Ⅰ |
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後期形の塗装変更後の姿。1990年からワンマン化改造とあわせて塗装が変更された。1994年以前に塗装変更された車両は窓上の帯が黄緑色で、窓下の黄緑帯と青帯の間にはスペースが空いていた。後に新北海道色に変更され、この姿は消滅した。


B13 | 酷寒形(後期)/●旧北海道色Ⅱ |
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後期形の塗装変更後の姿。1990年からワンマン化改造とあわせて塗装が変更された。一部車両は窓下の黄緑帯と青帯のスペースが空いていなかった。後に新北海道色に変更され、この姿は消滅した。


B14 | 酷寒形(後期)/●旧北海道色Ⅲ |
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キハ40-179の塗装変更後の姿。1990年頃に塗装が変更された。同車はキハ141形に準じた塗装パターンが特徴であった。後に旧北海道色Ⅰに変更され、この姿は消滅した。


B21 | 酷寒形(後期)/●新北海道色 |
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後期形の塗装変更後の姿。1990年からワンマン化改造とあわせて塗装が変更された。1995年以降に塗装変更された車両は窓上の帯が青色で、窓下の黄緑帯と青帯の間にスペースが空いていない。1994年以前に塗装変更された旧北海道色の車両も順次統一された。現在もこの姿で使用されている。



B22 | 酷寒形(後期)/●新北海道色 [変形スカート] |
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キハ40-172(→801→1801)・173(→792→1792)の塗装変更後の姿。1995年以降に旧北海道色から変更された。高位側は前期形に準じたスカートが特徴である。現在はこの姿で使用されている。
B23 | 酷寒形(後期)/●新北海道色 [AU26] |
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札沼線用のキハ40形(301~306・331~336)、キハ48形(1331~1333)の姿。屋根上に設置されたAU26冷房装置が特徴である。キハ40形(301~306)は1996年に札沼線用として700番台をロングシート化と冷房化した車両で、キハ40形(331~336)とキハ48形(1331~1333)は急行用のキハ400形とキハ480形を札沼線用に格下げ改造した車両である。2012年に札沼線から撤退したが、現在は事業用として一部がこの姿で使用されている。



B24 | 酷寒形(後期)/●新北海道色 [タイフォン撤去] |
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後期形のタイフォン撤去後の姿。2015年から旭川地区と釧路地区の車両のタイフォンが更新され、従来のタイフォンカバーが撤去された。現在はこの姿で使用されている。



B31 | 酷寒形(後期)/●旧札沼色 |
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札沼線用のキハ40-401の落成時の姿。1996年に札沼線(石狩当別~新十津川)用として機関換装と塗装変更を施した。同車は窓上帯が黄緑色であった点が特徴であった。のちに新札沼色に変更され、この姿は消滅した。


B32 | 酷寒形(後期)/●新札沼色 |
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札沼線用のキハ40-401・402の姿。1996年に札沼線(石狩当別~新十津川)用として機関換装と塗装変更を施した。キハ40-402は落成時から窓上帯が青色であった。のちにキハ40-401もこの塗装に変更された。2020年に札沼線(石狩当別~新十津川)が廃止され、定期運用を失ったが、現在も苗穂車両所に留置されている。



B33 | 酷寒形(後期)/●日高色 |
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日高線用のキハ40形(351~360)の姿。1998年から1999年にかけて700番台を改造した車両で、機関換装と塗装変更が施された。現在もこの姿で使用されている。



B41 | 酷寒形(後期)/●急行色 [AU400] |
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急行列車用のキハ400形とキハ480形の姿。1988年に宗谷本線の急行列車用として、機関換装や座席交換、冷房化改造、塗装変更を施した。2000年まで急行列車として使用された。札沼線用やお座敷列車に転用され、この姿は消滅した。


B42 | 酷寒形(後期)/●急行色 |
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急行色に変更されたキハ40-1741の姿。2020年にキャンペーンの一環として旭川地区のキハ40-1741がキハ400形に準じた塗装に変更された。現在もこの姿で使用されている。



B43 | 酷寒形(後期)/●座敷色 [AU400] |
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お座敷気動車のキハ400形(501~503)の姿。キハ56系「くつろぎ」の置換用として、1997年にキハ400形から改造された。2004年に冷房装置が更新され、この姿は消滅した。


B44 | 酷寒形(後期)/●座敷色 [AU26] |
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お座敷気動車のキハ400形(501~503)の冷房更新後の姿。2004年に冷房装置が更新され、この姿になった。2016年までに廃車され、この姿は消滅した。


B51 | 酷寒形(後期)/●キタキツネ |
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特別塗装が施されていた旭川地区のキハ40-724の姿。1997年にJR北海道発足10周年を記念した特別塗装が施された。同車はキタキツネが描かれていた。後に新北海道色に変更され、この姿は消滅した。


B52 | 酷寒形(後期)/●カニ |
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特別塗装が施されていた釧路地区のキハ40-741の姿。1997年にJR北海道発足10周年を記念した特別塗装が施された。同車はカニが描かれていた。後に新北海道色に変更され、この姿は消滅した。
B53 | 酷寒形(後期)/●イカ |
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特別塗装が施されていた函館地区のキハ40-807の姿。1997年にJR北海道発足10周年を記念した特別塗装が施された。同車はイカが描かれていた。後に新北海道色に変更され、この姿は消滅した。
B54 | 酷寒形(後期)/●BBQ色 |
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2005年に臨時列車「大沼・流山温泉バーベキュー号」の充当車両として特別塗装が施されたキハ40-1792・1796の姿。後に新北海道色に変更され、この姿は消滅した。


B55 | 酷寒形(後期)/●BBQ色 [変形スカート] |
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2005年に臨時列車「大沼・流山温泉バーベキュー号」の充当車両として特別塗装が施されたキハ40-1792の後位側の姿。前期形に準じたスカートが特徴である。後に新北海道色に変更され、この姿は消滅した。


B61 | 酷寒形(後期)/●山明号 |
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「山明号」に改造されたキハ40-1790の姿。同車は2019年に沿線活性化プロジェクトのため、「山明号」として内外装が更新された。現在もこの姿で使用されている。



B62 | 酷寒形(後期)/●紫水号 |
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「紫水号」に改造されたキハ40-1791の姿。同車は2019年に沿線活性化プロジェクトのため、「紫水号」として内外装が更新された。現在もこの姿で使用されている。



B71 | 酷寒形(後期)/●ながれま号 |
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道南いさりび鉄道に譲渡されたキハ40-1793・1799の姿。2016年の道南いさりび鉄道の開業にあわせて、イベント対応車両の「ながれま号」として内外装が更新された。現在もこの姿で使用されている。



B72 | 酷寒形(後期)/●山吹色 |
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道南いさりび鉄道に譲渡されたキハ40-1814・1815の姿。2016年から2017年にかけて塗装が変更された。現在もこの姿で使用されている。



B73 | 酷寒形(後期)/●濃緑色 |
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道南いさりび鉄道に譲渡されたキハ40-1810の姿。2017年に塗装が変更された。現在もこの姿で使用されている。



B75 | 酷寒形(後期)/●白色 |
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道南いさりび鉄道に譲渡されたキハ40-1815の姿。2017年に塗装が変更された。現在もこの姿で使用されている。



B81 | 酷寒形(後期)/●国鉄急行色 |
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道南いさりび鉄道に譲渡されたキハ40-1798の姿。2019年に国鉄急行色に準じた塗装に変更された。現在もこの姿で使用されている。



C01 | 酷寒形(後期)/●朱色 [ぽっぽや号改造(1灯)] |
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映画「鉄道員(ぽっぽや)」の撮影用として改造されたキハ40-764の姿。1999年に映画の撮影用としてキハ12形風に改造された。前照灯の1灯化や側窓をバス窓風に改装している。撮影終了後は前照灯を2灯に改造し、観光列車「ぽっぽや号」として運行していたが、2005年に廃車された。廃車後は前照灯を1灯に再改造し、車体の一部が幾寅駅前で保存されている。
C02 | 酷寒形(後期)/●朱色 [ぽっぽや号改造(2灯)] |
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映画「鉄道員(ぽっぽや)」の撮影用として改造されたキハ40-764の前照灯改造後の姿。撮影終了後は前照灯が2灯に改造された。観光列車「ぽっぽや号」として運行していたが、2005年に廃車された。廃車後は前照灯が1灯に再改造され、この姿は消滅した。