いろかたちに注目する鉄道車両図鑑

箱根登山鉄道1000形

箱根登山鉄道1000形

《最終更新》 2021.05.16

1.概要

1000形は箱根登山鉄道が1981年から製造した電車である。1984年にかけて2両編成2本が投入された。愛称は「ベルニナ号」である。2004年以降は2000形を組み込んで3両編成として使用されている。


2.外観の特徴

落成時はオレンジ・白・グレーの塗装(以下、ベルニナⅠ)であり、1984年に製造された1003Fはオレンジの帯幅がやや広かった(ベルニナⅡ)。1989年には赤・白・黒の塗装(サンモリッツ)に変更、さらに2002年には銀・赤:グレーの塗装(レーティッシュⅠ)になった。2004年に冷房改造と3両編成化が施され、同時期に行先表示器が3色LED式(3C-LED)に変更された。2008年に1003Fがベルニナ色に復元されたが、側扉が無塗装だった点が特徴である(ベルニナⅢ)。2010年頃には1001Fに黄帯と銀帯が追加された(レーティッシュⅡ)。2019年には1001Fに更新改造が施され、行先表示器がフルカラーLED式(FC-LED)に変更された。2020年には1003Fに更新工事が施され、行先表示器のフルカラーLED化と側扉の塗装化が施された。


3.バリエーション一覧

No.
現状
特徴

4.各バリエーション解説

A01 ベルニナⅠ

1001Fの落成時の姿。1989年に塗装変更され、この姿は消滅した。

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A02 ベルニナⅠ [FC-LED]

1003Fの更新後の姿。2020年に更新工事が施され、行先表示器のフルカラーLED化と側扉の塗装化が施された。現在もこの姿で使用されている。

箱根登山鉄道 1003F
箱根登山鉄道 1003F
撮影場所 大平台駅付近   撮影日 2020.08.11
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A11 ベルニナⅡ

1003Fの落成時の姿。1989年に塗装変更され、この姿は消滅した。

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A21 ベルニナⅢ[3C-LED]

リバイバル塗装が施された1003Fの姿。2008年に創業120周年を記念して落成時の塗装に変更された。行先表示器が3色LED式であることや側扉が無塗装である点が落成時とは異なる。2020年に更新工事が施され、この姿は消滅した。

箱根登山鉄道 1003F
箱根登山鉄道 1003F
撮影場所 小涌谷駅   撮影日 2009.08.02
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B01 サンモリッツ

1989年の塗装変更後の姿。2000形と同様の塗装が施された。2002年に塗装が変更され、この姿は消滅した。

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C01 レーティッシュⅠ

2002年の塗装変更後の姿。姉妹提携しているレーティッシュ鉄道に準じた塗装が採用された。2004年にLED式行先表示器に改造され、この姿は消滅した。

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C02 レーティッシュⅠ [3C-LED]

行先表示器3色LED化後の姿。2004年頃に3色LED式行先表示器に変更された。2010年までに塗装が変更され、この姿は消滅した。

箱根登山鉄道 1001F
箱根登山鉄道 1001F
撮影場所 小涌谷駅   撮影日 2009.08.02
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C11 レーティッシュⅡ [3C-LED]

2010年頃の1001Fの塗装変更後の姿。レーティッシュ色の窓上に黄帯と窓下に銀帯が追加された。2019年に更新工事が施され、この姿は消滅した。

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C12 レーティッシュⅡ [FC-LED]

1001Fの更新後の姿。2019年に更新工事が施され、行先表示器のフルカラーLED化が施された。現在もこの姿で使用されている。

箱根登山鉄道 1001F
箱根登山鉄道 1001F
撮影場所 大平台駅付近   撮影日 2020.08.11
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