
岳南鉄道7000/8000形
《最終更新》 2022.03.22
概要
7000形は岳南鉄道が1996年から導入した電車である。1997年までに3両が投入された。京王3000系の中間車を種車とした両運転台構造の車両であり、単行で使用されている。2002年には同じく京王3000系の改造による8000形の2両編成1本が投入された。
外観の特徴
車体構造の差異として、7000形は1両編成の両運転台構造であり、8000形は2両編成の片運転台構造である。8000形は運転室直後の窓幅が縮小されている点が特徴である。
塗装は7000形が赤と白帯(以下、●標準色)であり、8000形は緑と白帯(●緑色)である。2012年には8000形の塗装が青緑と白帯(●青緑色)に変更されたが、2021年に再び緑色に変更された。2016年には、モハ7001が京王井の頭線のブルーグリーンに準じた水色(●ブルーグリーン)に変更された。
3.バリエーション一覧
No.
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現状
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特徴 |
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A01 | 現存 | 7000形/●標準色 |
A02 | 現存 | 7000形/●ブルーグリーン |
B01 | 現存 | 8000形/●緑色 |
B02 | 消滅 | 8000形/●青緑色 |
4.各バリエーション解説
A01 | 7000形/●標準色 |
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7000形の姿。両運転台構造であり、塗装は赤と白帯である。モハ7001は2016年に塗装変更され、現在はモハ7002とモハ7003がこの姿である。2018年にモハ7002が運用離脱した。

岳南鉄道 7001F
岳南富士岡駅
2012.03.10


A02 | 7000形/●ブルーグリーン |
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モハ7001の塗装変更後の姿。同車は2016年に京王井の頭線のブルーグリーン色に変更された。現在もこの姿で使用されている。

岳南電車 7001F
吉原駅
2016.04.10


B01 | 8000形/●緑色 |
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8000形の姿。両運転台構造であり、塗装は緑と白帯である。運転室直後の窓幅が縮小されている点が外観上の特徴である。2012年に塗装変更されて消滅した。2021年に再塗装され、現在もこの姿で使用されている。

岳南鉄道 8001F
神谷駅付近
2022.03.20

