
天竜浜名湖鉄道TH2000/2100/9200形
《最終更新》 2021.07.11
1.概要
TH2000形は天竜浜名湖鉄道が2001年に製造した気動車である。3両(TH2001~TH2003)が投入された。TH2100形はブレーキ装置を改良した増備車で2002年から2005年にかけて11両(TH2104~TH2114)が投入された。2004年にはTH2000形がブレーキ装置の改造によりTH2100形(TH2101~TH2103)に改番されている。TH9200形は2002年に1両(TH9201)が投入されたイベント対応車であり、座席配置が異なる。
2.外観の特徴
塗装はTH2000形とTH2100形が白をベースに橙、緑、青帯(以下、●標準色)であり、TH9200形は白をベースに橙、緑、青の模様(●特別色)である。2020年にTH2102が朱色とクリーム色のツートン(●国鉄標準色)に変更された。
3.バリエーション一覧
No.
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現状
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特徴 |
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A01 | 現存 | ●標準色 |
A02 | 現存 | ●特別色 |
A03 | 現存 | ●国鉄標準色 |
4.各バリエーション解説
A01 | ●標準色 |
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TH2000形とTH2100形の落成時の姿。2004年にTH2000形はTH2100形に改番されたが、現在もこの姿で使用されている。

天竜浜名湖鉄道 TH2112
天竜二俣駅
2021.07.11


A03 | ●国鉄標準色 |
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国鉄標準色が施されたTH2102の姿。2020年に国鉄二俣線の全線開通80周年を記念して、かつて運行されていたキハ20形に準じた塗装に変更された。

天竜浜名湖鉄道 TH2102
天竜二俣駅
2021.07.11

