
京福電気鉄道モボ501形
《最終更新》 2021.07.26
1.概要
モボ501形は京福電気鉄道が1984年から製造した電車である。1985年にかけて4両(モボ501~504)が投入された。ワンマン運転を見据えた前中配置の客扉が不評であり、モボ503・504は2001年までに廃車され、以降はモボ501・502の2両がラッシュ時・多客期の増結車に使用された。2016年のリニューアル改造で客扉が前後配置に変更され、現在では終日運行にも使用される。
2.外観の特徴
製造時期による差異は存在しない。改造による変化として、2016年のリニューアル改造で客扉の移設と行先表示器のLED化が施された。
落成時の塗装は濃淡の緑(以下、●旧塗装)であったが、後にモボ502~504はアイボリーとダークグリーンの2色塗り(●標準色)に変更された。2016年のリニューアルにあわせて紫に金帯(●京紫色)に変更された。
3.バリエーション一覧
No.
|
現状
|
特徴 |
---|---|---|
A01 | 消滅 | ●旧塗装 |
A02 | 消滅 | ●標準色 |
A03 | 現存 | ●京紫色 [リニューアル] |
4.各バリエーション解説
A01 | ●旧塗装 |
---|
落成時の姿。他形式と異なり濃淡の緑塗装であった。モボ502~504は標準色に変更されたが、モボ501は2016年までこの姿であった。2016年のリニューアルによって、この姿は消滅した。
A03 | ●京紫色 [リニューアル] |
---|
リニューアル後の姿。2016年にモボ501・502がリニューアルされた。側扉移設と行先表示器のLED化、塗装変更が施されている。現在はこの姿で使用されている。

京福電鉄 モボ501
西大路三条駅付近
2021.07.17

