
神戸電鉄3000系
《最終更新》 2019.01.19
1.概要
3000系は神戸電鉄が1973年から製造した電車である。1991年にかけて4両編成9本が投入された。
2.外観の特徴
製造時期による差異が存在する。1975年までに製造された3001F~3005F(以下、前期形)は尾灯が凸形であり、1981年までに製造された3007F~3011F(中期形)は尾灯が凹形に変更された。さらに、1989年以降に製造された3013F~3017F(後期形)では冷房装置が変更され、従来の4機搭載から3機搭載に変更された。
当初の塗装はアルミ地に窓まわりと裾部が赤で扉は無塗装(●旧塗装)であったが、1989年以降に製造された車両から扉部が赤塗装(●新塗装)に変更された。他の車両もこの塗装に統一された。
3.バリエーション一覧
No.
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現状
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特徴 |
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A01 | 消滅 | 前期形/●旧塗装 |
A02 | 現存 | 前期形/●新塗装 |
B01 | 消滅 | 中期形/●旧塗装 |
B02 | 現存 | 中期形/●新塗装 |
C01 | 現存 | 後期形/●新塗装 |
4.各バリエーション解説
A02 | 前期形/●新塗装 |
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3001F~3005Fの塗装変更後の姿。凸形の尾灯が特徴である。1989年以降に塗装が変更された。廃車が進行しているが、現在は3005Fがこの姿で使用されている。

神戸電鉄 3005F
丸山駅
2018.12.16


B02 | 前期形/●新塗装 |
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3007F~3011Fの塗装変更後の姿。凹形の尾灯が特徴である。1989年以降に塗装が変更された。現在はこの姿で使用されている。

神戸電鉄 3011F
鈴蘭台駅
2015.03.11

