いろかたちに注目する鉄道車両図鑑

鹿児島市交通局500形

鹿児島市交通局500形

《最終更新》 2020.07.04

1.概要

500形は鹿児島市交通局が1955年から製造した電車である。1956年にかけて15両が投入された。老朽化による廃車が進行し、2019年以降は営業用の1両と事業用の1両のみが使用されている。


2.外観の特徴

落成時の前面スタイルは前面窓が2枚で窓下に前照灯が配置されていた。1969年からワンマン化改造にあわせて前面スタイルが変更され、前面窓が3枚で前照灯が上部に移設された(以下、前面改造)。1981年から冷房化改造(冷房化)が施され、2006年には前面右下に補助灯が設置された(補助灯)。

落成時の塗装は青の濃淡(旧塗装)であった。後に黄色と緑のツートン(標準色)になり、一部は白帯が追加された(標準色(白帯))。1990年代には白をベースにオレンジ色の帯(新塗装)になり、一部の帯を省略した塗装(新塗装(簡略))も存在したが、2000年頃から標準色(白帯)に戻された。2010年に512号車が散水電車に改造され、標準色に警戒帯を加えた塗装(●散水電車)に変更された。


3.バリエーション一覧

No.
現状
特徴

4.各バリエーション解説

A01 旧塗装

落成時の姿。前面窓が2枚で窓下に前照灯が配置されていた。後に塗装変更され、この姿は消滅した。

リストへ戻る
A02 標準色

塗装変更後の姿。1960年代に黄色と緑のツートンに変更された。1969年からワンマン化にあわせて前面デザインが変更され、この姿は消滅した。

リストへ戻る
A03 標準色 [前面改造]

前面改造後の姿。1981年から冷房化され、この姿は消滅した。

リストへ戻る
A11 標準色(白帯) [前面改造]

前面改造後の姿。一部車両には白帯が追加された。1981年から冷房化され、この姿は消滅した。

リストへ戻る
A12 標準色(白帯) [前面改造][冷房化]

冷房化改造の姿。屋根上に冷房装置が追加された。2006年に補助灯が追加され、保存車のみがこの姿である。

リストへ戻る
A13 標準色(白帯) [前面改造][冷房化][補助灯]

補助灯追加後の姿。2006年に補助灯が追加された。現在はこの姿で使用されている。

鹿児島市交通局 507号車
鹿児島市交通局 507号車
撮影場所 鹿児島中央駅前停留場   撮影日 2016.08.23
リストへ戻る
A21 新塗装 [前面改造][冷房化]

1990年代頃に普及した塗装の姿。2000年頃に塗装変更され、この姿は消滅した。

リストへ戻る
A22 新塗装 [前面改造][冷房化][補助灯]

1990年代頃に普及した塗装の姿。2014年以降に508号車、507号車に施されていた。廃車によってこの姿は消滅した。

鹿児島市交通局 508号車
鹿児島市交通局 508号車
撮影場所 神田停留場付近   撮影日 2016.08.24
リストへ戻る
A31 新塗装(簡略) [前面改造][冷房化]

1990年代頃に普及した塗装の姿。塗装が簡略化されていた車両も存在した。2000年頃に塗装変更され、この姿は消滅した。

リストへ戻る
A41 ●散水電車 [前面改造][冷房化][補助灯]

2010年に散水電車に改造された510号車の姿。現在もこの姿で使用されている。

リストへ戻る